CMから見る今どきジャパニーズガールのメイクアップ【資生堂のおもしろムービー】
- monmonbuu
- 2015年11月29日
- 読了時間: 3分
こんばんは!
もねです。
昨日と連続になってしまいますが、もねの気になるムービーをShareしたいと思います。
まずはとくかくこれを見てみて→High School Girl?メーク女子高生のヒミツ
(Youtubeの資生堂のチャンネルより)
どうかなどうかな。びっくりじゃない?
なんとなく不気味な感じはしていたけどまさか…って感じだよね!
速度制限で見れないよ~ってもどかしく思っている方のために、ちょこっと載せるね!
一見ふつうの女子高の教室。

やたらと美少女が多くて、先生もとっても美人。

こんなにズームになって、ひんやりした瞳で見つめられて微笑まれたら女のもねでもドキドキしちゃう。はぁ。なんて綺麗なの~!
カメラがどんどん、本を読んでいるミステリアスな美少女に近づいていって……

「え?」
……
そこから時間が逆再生されて、
メイクさんが男の子にヘアメイクを施していく様子がわかる。

そして最終的に教室は、

男子校になっているの!
(というか逆再生しているから、最初男子校だったけれど、ヘアメイクを施すことによって女子高のようになっていたってことなんだけれどもね。)
最後のシーンは

”だれでもカワイクしちゃいます”っていう決めゼリフ。
このセリフのお洒落さに脱帽。最後の最後まで「やられた~」って思わせる素敵なCM。
このアイディアに感動すると同時に、このCMは日本だから成り立っているんだなって気づいたの。
海外(ここでこの言葉は欧米寄りの感覚で使っているよ!)のメイクアップのビフォーアフターを見ると、なにが一番変わるかっていうとダントツで骨格が変わるの。
下地を何種類も使い分けたり、ファンデーションはもちろん、ハイライトやシェーティングもしっかり塗って、顔の凹凸をはっきりさせていく。


海外のYoutuberのチャンネルを見ていると本当に骨格が別人みたいに変わるの。あごや頬がシュッと引き締まっていて、唇とおでこはぷっくり。鼻筋は綺麗に通っている。
日本人から見たらすっぴんも凹凸のある顔に見えるけれど、メイクする前とした後ではかなりの差がある。
そういう骨格を変える海外のメイクアップに比べて日本は、


目の印象がとっても変わるよね。去年大流行した半顔メイクだけれど、正直肌や骨格の変化は分からない。でもとにかく目の大きさが変わっている。日本の女の子がメイクアップをすると、二重の幅から、黒目の大きさまで変わって、お人形さんや少女漫画の瞳に近づくね。つけまつげや、メザイク、アイプチ、カラーコンタクトなど、アイメイクにかける情熱は半端じゃない。
そこでね、このCMがなんで成り立つのかっていうことを考えていくと、日本の女の子が瞳を変えるメイクアップをするからだって分かってくるの。
元々、男の人のほうが骨ばっていて、顔に凹凸がある。
もし海外でこのCMを作るために、そこの土地の女の子と同じ感覚でメイクアップしたら、ものすごく角ばった骨格になってしまうから、むしろ男の人っぽさが増してしまう。
でも、日本みたいに、瞳の印象を変えることが主役のメイクアップだったら、男性が女性っぽくなるのは容易だっていうこと。
日本の老舗化粧品会社の資生堂であるからこそ、このCMを作れたじゃないかなと思ったんだ。きっとこのCMは日本の化粧というものを昔から見続けていているからこそ”できる”と確信してつくられた動画。
知り尽くしているから出てくる発想って、何にも負けないと思うなぁ。
もちろん純粋に”絵”としても面白いけれど、別の視点から見ると違った面白さがあるよね!
女装する映像から、日本と海外のメイクアップの違いが分かるなんて奥深い!
みんなはこのCMを見てどんな発見をしたのかな?
それでは!
XOXO、、、❤
MONE
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