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さとり世代ならでは?【”あの子イタくね?w”の感覚】

  • monmonbuu
  • 2015年11月25日
  • 読了時間: 5分

こんにちは!

もねです。

今日はもねが最近読んだ本によって考えさせられたことがあるのでそれをShareします。

その本とは

『さとり世代~盗んだバイクで走りださない若者たち~』

これを書いているのがこの方、

ZIP!の金曜日レギュラーでお馴染み(?)のマーケティングアナリストの原田曜平さん。

この本を読んだ次の日にたまたまZIP!見ていたら、原田曜平っていう名前が目に入って「あれ?」って思ったら、まさかのこのいい人そうなつるつるちゃん(愛をこめて)が作者だったという!タイミングの良さにびっくり。

この本は原田さんとさとり世代(ゆとり世代)と言われる学生さんたちと、バブル時代を謳歌した編集者たちの対談形式で書かれていて、とっても読みやすくておすすめ!失われた20年と言われる時代を生きる同世代の意見と、景気もイケイケだった時代を過ごしたことのあるバブル世代の意見の違いが面白くて、なんといっても共感しちゃう。「あ~いるいるこういう人」とか「あ~あるあるこういうこと」とかってね!SNSについての章とかは本当に読んでほしい。

いろんなことを考えさせられたこの一冊。なかでももねが読んで心に残ったのが「イタイ」っていう感覚について。

このイタイっていう感覚はさとり世代と言われる今の学生~新社会人くらいの世代のもつ独特なものなんだって書いてあったの。

バブルのころはいかにカッコいい車に乗っていて、デートは毎回ドライブした後に夜景の見えるレストランでディナー。泊まるところは高級ホテル。そういう生活が良いとされていた。ちまちま働いてある程度の安定感をもつ男性より、大きいこと言って挑戦している男性のほうが女の子に人気だったんだって。

でも、いまそういうことやったり、言ったりしたら、「えwwイタいよねあいつww」みたいに言われる。

もしかしたら、この話だけだと「え?そう?イタい?」って思う人もいるかもしれないね!

じゃあちゃんと、もねたちの世代っぽいところまで落とし込んでイメージしてみて。

毎回ブランドバックをインスタグラムに載せて「また買っちゃった~♡」って言ってる女の子。「この前のリッツカールトンの小島シェフのディナーのほうが美味しかったな~やっぱり行きつけの店に限る~!!」ってツイートする女子大生。ロールスロイスのマークが見えるように車の鍵をポスト男の子。「おれは絶対社長になる!」って本気で言ってるフリーター。あとは毎回毎回自分のセルフィーを載せる読者モデルになりたい女の子。

どうかな。読んでてイライラしてこない?(笑)

このイライラするようなモヤモヤ感のある不快な気持ちを、きっともねたちの世代は「イタイ」って表現するんだと思うの。

もねも正直、「あの子のインスタグラム、イタいよねwwうける~w」ってネタにしたことある。だって毎回毎回、ブランド物アピール、ディナーは高級なところで食べてますアピール、わたしセレブですアピールがすごいんだもの。あとはいわゆるリア充です、わたしみたいなやつとか。なんか不快になるじゃんそういうの(笑)

でね、この「イタイ」について、この本の対談の中である女子大の学生さんが、

「イタイっていう感覚の中には、羨ましいっていう気持ちもある。そしてそれをみんなで”イタイよね~”っていうことによって、自分の周りがその羨ましい世界に行かないように抑制する効果もあるんじゃないかな」みたいなことを言っていたの。

これを読んでまさにそうだな、と思って!

たしかにもねはブランドバックを持ってるあの女の子が羨ましいし、高級車に乗れる財力がある男の子が羨ましいし、友達も彼氏もいて毎日ハッピーライフ!みたいな生活を送っている人も、読者モデルになるっていう夢をきちんと追いかけている子も羨ましい!!!!!

そしてその気持ちを「イタイ」って形容することによって「別に羨ましくないし~」みたいな気持ちになろうとしていたし、今の自分で満足なんだって思い込もうとしていた。まわりも「イタイ」って言ってるから同じ気持ちなんだろうなって安心してた気がする。

あぁほんとなんて小さい人間なんだ自分って、猛反省。「イタイって言ってほんとごめんなさい。羨ましかっただけです。」ってね。

(でも、SNSで見せる為だけに生活している人は別。もねはそういう人が大嫌い!)

さらに「イタイ」っていうものを考えていったときに、成功する人ってある意味イタいなって気づいたの。

例えばインスタアイドルと呼ばれるような人。あのひとたちって、フォロワーが少ないときから、セルフィー載せたり、自分のコーディネイトを載せたりしていたわけでしょ?そういうのって「イタイ」部類に入るもの。だけどそれを続けていたから、ハッシュタグとかから飛んできた人たちにフォローされて有名になった。それで今はアパレルブランドやったり、スタイルブック出したりしているよね。そうやって上に登って行っている。

あとは政治について考えてる人とか、いわゆる意識高い系。あれも「イタイ」部類に入るよね。そういう人が起業したいって言って頑張る姿を、周りは「イタいww」って言う。だけれど、挑戦しなければなにも始まらない。世界の偉人伝とか読むとすごいな~って感動するけれど、もしその偉人と古くからの知り合いだったら、「なにあいつ頑張ってるの?イタくない?」みたいな気持ちになっていたかもしれないよね。エジソンとか100回失敗しても、これは失敗じゃないって言い続けてたんだよ。イタいじゃんそんなの!(笑)

だけれどね、みんなにイタいって言われていた人も、いつか結果を残せば尊敬される。イタいって言われることを恐れて行動しなければ、けなされないかもしれないけれど、すごく尊敬されることもないと思う。それで満足できるならそれで良い。今もねが伝えたい相手は、そういう「普通」じゃ満足できない人。そういう人は絶対一回は「あいつイタいよねww」って後ろ指をさされる存在にならなきゃいけないんじゃないかって思う。

この記事で覚えていてほしいことは「イタい」っていう感覚には「羨ましい」っていう妬みの感情も入っているんだよってこと!

自分が誰かを「イタい」って思ったらその人のことがうらやましいってこと。

誰かに「イタい」って言われたら、自分は羨ましがられるなにかを手にしているってこと。

もねもイタいって形容されるくらいの存在になりたい!妬まれる存在になりたい!まだまだまだまだ頑張り足りないし、脳みそも、感性の鋭さも、観察力も、表現力も足りていない。あ~~頑張ります!いつかみんなもねのこと妬んでね!!(笑)

それでは!

xoxo、、❤

MONE


 
 
 

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