ときめきだけをつめこんで創る新しい書籍【MOUNT ZINEのイベントに潜入!】
- monmonbuu
- 2015年11月15日
- 読了時間: 6分
こんばんは!
もねです。
みなさんZine(ジン)ってご存知ですか?まとめサイトで話題になっていたからご存知の人も多いかな。わたしは名前は知っていたんだけれど、なんかよく分からなかったの。フリーペーパー?スクラップブック?あれ~??みたいな感じ。そんなわたしみたいな人の為にもまずはサクッと説明を。♡
【Zineとは】
・語源はMagazineやFanzine(同人誌)のZine
・個人やグループが自由なテーマで作った小冊子
・新しい情報発信ツールとして注目されている
(MOUNT ZINEの定義より)
「自分の好きなものや、気になるものを沢山つめこんで自分を表現できる、手作り雑誌」だともねは思ったよ!好きなものを好きって直球に言うように、なんの利害関係もなくただただ自分を表現しているように思えたなぁ。
MOUNT ZINEっていう団体?会社?(ごめんなさい確認してくれば良かったね)が、そのZineづくりのお手伝いをしているようで、11月14日、15日に【MOUNT ZINE10】っていうイベントをやっていたの。どうやらこのイベントは10回目らしい(!)
実はこのイベントのことを一週間くらい前に知ったばかりで、Zineもよく理解してなかったから行くか迷ってた。んだけれど行ってしまえ~!と思って一人で潜入してきたんだ!(笑)
会場はかわいらしいぬくもりを感じるようなCreative space890っていうところ。こじんまりした会場にもかかわらず、沢山の人が来ていたよ!製作者さんについて話しながらグループで来てたり、一人で気ままに見ていたり。女の人が多いようにかんじたけれど、男性もいたかな。
入場料で500円払うと、可愛い赤と青のビー玉みたいなのが貰えて、それがドリンクチケットと、Zineを買う時の300円割引チケットになったよ。紙じゃなくてビー玉っていうのがエコだし、なんともキュート♡
Zineを手に取って見て回って、どれもこれもとっても素敵だったんだけれど、特に気に入っておうちに持って帰りたくなっちゃったものは購入。♡3つにしぼって買ったよ!
1.『I AM ALWAYS LOOKING FOR THE LOVELY ONES』Kaoruko Niimi

説明なしに、もね好み!この蛍光ピンクと目が合った時にびびびっと心が反応しました。中身の写真は勿体ないから載せないけれど、中ももちろんとってもラヴリー。見ているだけで女の子っぽい気分になれるし、なによりピンクが大好きなもねにとって、たくさんのピンク色が載っているからそれだけでハナマル!!!最初はただ可愛い~って思って眺めてただけだったんだけど、3回目くらいに見たとき、その載ってる写真たちのチョイスが面白いことに気が付いたの!よくそこに目をつけたなぁって思うような脇役グッツや、たぶんそれ単体ではあんまり可愛くないんだけれど(笑)一ページとしての見ると抜群に可愛いかったりとか、全部バラバラのように見えて統一感がすごい!これをつくった製作者さんのセンスがいかに優れてるかが分かる。一つ一つを見ても面白くて、パッと見たらときめいて。楽しみ方が沢山あるから、手元に置いておけることが幸せ!
2.『Truth or Lies』Hsin-Tzu Shen

ポップに可愛いものが多い中で、唯一、暗いような優しいような強い輝きをはなっていたのがこちらのZine。これはもねにとって恐らく大きな影響を及ぼすだろう、ということをなんとなく感じ取ったから触れることにも緊張した。決意をもって手に取って恐る恐るめくってみたけれど、予感は的中。表紙をめくっただけで、これは家でじっくり読むべきものだと思ったの。静かに燃えている。静かに表現が流れている。とっても冷静で、落ち着いているんだけれど、ふつふつと熱いものが奥のほうにある。それが熱すぎるから奥のほうで飼いならしている雰囲気。うーん。もねのつたない表現で説明するのが嫌になる!(笑)何年もかけてじっくり味わいたいなぁって思える。そして写真と文章しかないのに、映像を見ている気分になるのが不思議。色と素材と文字と写真を有効に使っていて、作り方もすごく魅力的。はぁ。もう一回読んでこよっと。見てこよっと。
3.『My Belongings vol.01』

ごめんなさい、これだけ製作者さんが載っていなかった(涙)
これは写真で見てもらったほうが説明しやすいかな。

こんな風にとっても可愛い(そしてリアリティーもある!)イラストの上に文字での説明が。それでね、、、

その文字のはめくれちゃうの!!すっごい面白い発想!説明を読むのも楽しいけれどイラストも可愛いからじっくりみることができて得した気分(笑)文字のページをめくることによって、イラストの精緻さが表立ってくるから感動せずにはいられない。
そしてさらに、、、

めくれちゃうんです!!!!(興奮)一番下には水彩画のような柔らかな絵が。ペンでふちどられているのと、そうでないのでは、こんなにも違った絵に見えるのか~っていう発見があったり。そしてふと目線を上げると、透明のページにボールペンで書かれたイラストの細かさにも気づいて面白い。色がなくてもこんなにかわいいなんて!ってね。
このZineは見ていると自然とテンションが上がってくるの。小さいころに仕掛け絵本で喜んでいた感覚を思い出す。無邪気に紙で遊ぶっていうことがこんなにも楽しくてときめくんだってことを再発見。そしてなによりも凄いのが製作者さんの細かさ!見ててとっても楽しいけれど、もねだったら一ページ目で面倒くさくなってそうって思っちゃった(笑)製作者さんに尊敬の拍手を、、、❤
と、以上もねが買ったZineたちでした。こうやって説明しながらもときめきが止まらないものに巡り合えてよかった~
今日見たどのZineにも言えることだけれど、作り手の愛がつまっているなぁって。自分のすきなものや、普段見ていること、思ていること、自分っていう者を最高のカタチにするぞっていう気持ちが伝わってきたの。製本も自分たちでやっているらしいんだけれども、だからページの隅が「切りました!」っていうかんじのものもあったり、ラッピングのマスキングテープがちょっぴりガタガタだったりするのね。でもそれがあるから、このZineを大切にして今度は自分が愛してあげようって愛おしく思えるんだよね。本当に愛されて作られたんだなぁってじんわりしちゃう。
今世の中にあるもののほとんどが損得勘定をし合って成り立っていて、特に出版業界は広告業界との駆け引き。そんななかでこのZineは純粋な想いでつくられていて、その想いがまっすぐに伝わってくる。これほど心地よいものはないなぁって。多分この気持ちは手に取ってみた人にしか分からないんじゃないかな。Zineのまわしものでもなんでもないけれど(笑)この純粋さに出会ってほしいから一回はZineと触れ合ってみるべきだと思うよ!
ウェブでも買えるらしいけど、ぜひ目黒区にあるお店に行って、その空気感とか手触りとか香りとかを感じながら、自分の心が反応しちゃうようなZineに出会ってみてね!
それでは!
xoxo、、、❤
MONE
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