就活生に贈りたい【読むと働きたくなる本3選】
- monmonbuu
- 2015年11月14日
- 読了時間: 3分
こんばんは。
もねです!
思えばもう11月15日と、あと一か月と半月で2015年も終わりです。新年を迎えるにあたって、それを日本で一番恐れているのは就活生と受験生ではないでしょうか。就活生は本格的なエントリーが始まり、受験生はセンター試験。先のことを考えただけでも嫌になると思いますが、そんなときに自分を奮い立たせてくれる本を三冊紹介したいと思います!
今回は中でも就活生に「はやく働きたい!」「わたしもこうなりたい!」と思ってもらえるようなメラメラと闘志の湧く本たちを厳選して選びました。
「働きたくない。涙」「学生でいたい。涙」と就活に前向きになれない人は特に必見です!
1.『コスメティック』林真理子

主人公は広告代理店に勤める30歳の沙美。彼女がヴァカンスでパリに行ったときに田代というエリート広報担当ディレクターと出会うことになる。沙美は田代の後押しで化粧品会社のPRマネージャーとなり、化粧品の宣伝のため駆け回ることとなる。
バブルがはじけ資金が少ないなか、大手化粧品会社に負けないようなアイディア溢れるすてきなレセプションパーティーを開かなくてはいけなかったり、ファッション誌にいかに気に入ってもらい、大きなセンスの良い広告を出してもらえるかが沙美の腕にかかっていたりと、ヒリヒリとしたプレッシャーのある毎日がテンポよく描かれている。
沙美は働く女性として着実にメキメキとパワーアップしていく。理不尽なことにも負けない強さとウィットさを兼ね備えた女性だ。そんな彼女の働きぶりを見て、あなたも感化され沙美のようになりたいと願うはず。
2.『夢をかなえるゾウ』水野敬也

これはファンタジー小説のようにも感じられるようなポップな書き方ではありますが「ビジネスHow to本」に近いかな。でっぷり太ったインドの神さまガネーシャが次々とビックになるためのヒントを教えてくれる。この本の良いところは、ただの素晴らしい思想の押し付けではなく、誰もがもつ「いつしか変わりたいという思いは、どうせ変われないとワンセットでやってくるようになった」(本書より)というような人間的な弱さにも寄り添ってくれるところ。べつに社会的に成功しなくても、それはそれの幸せがあるということも説いたうえで、主人公に、そして読み手にあなたはどうなりたいのか、成功したいのかということを問う。そこがほかの自己啓発本とは違うなぁ、と思う。そしてこの本を読み終わったときは、わたしならやれる!変われる!という自信に溢れていること間違いなし!
3.『シャネル』ポール・モラン 山田登世子訳

メラメラ働く女性といったらココシャネル。そんなココが読者に自分の生い立ちから、モード界に革命を起こすまで、そして彼女の信念に至るまでを、彼女が読み手に語り掛ける。「金は人生を飾る楽しみを与えてくれる。だが金は人生ではない」(本書より)というような常に第一線を走り続けた人にしか言うことができないようなココシャネル語録も満載である。あれだけの偉業を成し遂げたココの内面。自意識。そのようなことがこの本では丸裸にされている。そしてなによりも働くことに対する意識の高さには圧巻。女の子だったら一回はあこがれたことのあるだろうブランド、シャネル。今でもまったく古くならないのは彼女が働きに働き、基礎を作り上げたからだということがわかるだろう。
ということで三冊の本の紹介でした!
自分のなかでモチベーションが保てないときって、モチベーションの高い人からおすそ分けしてもらうのがいちばん。この三冊の本からメラメラする闘志を吸い取って自分の物にしちゃいましょう♡
ではでは。
xoxo、、、❤
MONE
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