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私がLIGHTERS INCUBATION PROGRAMの0期生になるべき理由

  • monmonbuu
  • 2016年2月28日
  • 読了時間: 8分

はやく書かなくては。

このチャンスをものにしなくては。

誰にもこの権利を渡すものか!という焦燥感と、

このチャンスを手に入れた時の想像上の高揚感が入り混じって

キーボードを叩く指がもつれそうになる。

あぁ。はやく書かなくては。

しかし、焦って書いた記事は

独りよがりになりやすいことを、少しのライター経験を通して学んだ私は

そんな失敗が起きぬよう3回深呼吸をして、書きたい気持ちを抑えながら

じっくりじっくり丁寧に言葉を紡いでゆく。

何故、私がLIGHTERS INCUBATION PROGRAMの0期生になりたいのか。

そのことをブログに書き、エントリーURLに貼るというのは

ほんの少しのずるかもしれない。

しかし、そのことをずるとも思えないほど、

私はこのチャンスを自分のものにしたいのだ。

そのような切実な気持ちから、

私がLIGHTERS INCUBATION PROGRAMの0期生になりたい理由、

なるべき理由を書いていこうと思う。

私は書くということ以外何もできない人間だと思う。

そう気づいたのは4か月前。

それに気づくまでの私はただひらすら時間に流されて生きていた。

現在大学2年の私はサークルにも入らず、バイトもろくにせず、

適当に大学へ通い、適当に友達とお喋りし、

なんとなくの思いつきでショッピングをしてから家に帰る。

週末には六本木のクラブで夜遊びしてみたり、

そこで出会った別に好きでもない男の子とデートしてみたりもした。

そんな毎日を繰り返していた。

辛いことはひとつも無かったし、

嫌なことは全部避けて、楽なことだけを選択して生きていた。

しかし、

これが本来の自分の姿ではないというような

違和感を常に抱えていた。

「本当はもっと頑張れる人間なのに。」

「メラメラ闘志を燃やして寝る暇もないくらい頑張る自分のほうが好きなのに。」

遊んでも、遊んでも、満たされることはなかった。

むしろ、適当な毎日を送ることに心の底から疲れていた。

そんな自分に嫌気がさし、

自分を丸ごと嫌いになった。

そして、そのことが顕著に現れ、

わたしは「身体醜形症」という病気になったのだ。

この病気は必要以上に

自分の見た目を嫌悪し、強迫観念にかられるものである。

当時は自分の醜さに吐き気をもよおすほどで、

全てを自分の見た目のせいにしていた。

しかし今思えば、「頑張れない自分」に苛立ち、嫌悪していたのだろう。

自分が丸ごと嫌いだから、自分の見た目も嫌い。

きっとこういうことだったのだと思う。

そしてその自己嫌悪感から逃れ、一時の快感を得るために

わたしは冷蔵庫を開けるのだ。

バター生クリームマヨネーズ砂糖アイスクリームはちみつ

晩御飯の残り物パンクッキーカップラーメンサンドイッチ

とにかくカロリーが高そうで、

体に悪そうな食べ物を胃の中に押し込んだ。

泣きながら、食べた。

口に入れ、舌で味を感じる最初の瞬間だけが快感だった。

胃袋は悲鳴を上げ、顔中を油と砂糖だらけにしながら

それでも食べ続けた。いつの間にか過食症も患っていたのだ。

夜中誰もいないキッチンで一人、

狂気溢れる怪物となっていた。

そして毎回毎回、罪悪感にかられる。

「グロテスクなこの見た目が太ってさらに醜くなる」

そう思うといてもたってもいられずトイレに駆け込んだ。

そして吐こうと便器に顔を突っ込む。

疲れ果て、トイレの便座を枕に寝ていることもあった。

「頑張れない自分への自己嫌悪」は、

ここまで肥大化し、さらに自分を傷つけ始めた。

もう限界だった。

「頑張れない自分への自己嫌悪」は大きくなりすぎて

破裂寸前。

このままではいけない。

このままでは絶対にダメだ。

そう思った私は、

まずペンとノートを手に取った。

自分が置かれている状況はどんな状況なのか。

自分は今何を感じているのか。

どうしたら、この状況を脱することができるのか。

そのようなことをわーっと書き出したのだ。

そして出た結論が、

好きなことをとことん頑張れば自分のことを好きになれるはず

というもの。

だから私は、とことん追求できる好きなことを探し求めた。

最初に思い浮かんだのはメイクアップをすることだった。

高校生の時から、わたしといったらメイク!と友達に評価してもらえるほど

自分の化粧好きには自信があった。

何故人はメイクをするのか、ということに興味があり、

その研究がしたい、研究員になりたいと思うようになった。

だから、化粧心理学の本を片っ端から読み漁った。

しかし、わたしのようやくできた希望はすぐに輝きを失うことになる。

「わたしが知りたいことは全部研究されているし、

この業界でとことん上を目指すのは無理がある」

そう感じだのだ。

それは絶望に等しい感情だった。

今まで私のアイデンティティーだと思っていた

メイクアップですら、私の「なにかある」の「なにか」ではない。

それならば、

自分にはもうなにも無いんじゃないかという恐怖で震えていた。

しかし、不安の中でも

絶対になにかある、そう信じ続けていた。

その日から

様々なことに挑戦しては、

これは自分にとっての「なにか」ではない、と絶望する、

そんな日々が続いた。

そしてあるとき気づいたのだ。

「文章だけは毎日書いている!」ということに。

色々なことに挑戦し、絶望するまでの流れや、

気持ち、今日の空がどんな風であるかなどを毎日ノートに走り書きしていたのだ。

それに気づいたとき、

わたしはこのブログを立ち上げた。

そして毎日、誰にも見られていなくても、

見られている意識で書き続けた。

その感覚は、楽しいなんていう表現では足りないほど。

指がスルスルと動くのだ。

書きたいことがありすぎて、指が追い付かない、

そんな状況なのだ。

食事よりも睡眠よりも夢中になれる。そんなものなのだ。

わたしはやっと、

わたしの「なにか」を見つけることができたのだ。

そして、ブログを見てくれた知り合いが

ライターの仕事をくれた。

初めて自分の文章がお金になる経験はとても緊張したが

「なにか」を見つけたという想いは確信に変わっていくばかりだった。

そして、キュレーションサイトのライターに応募し、採用。

その次はウェブマガジンのライターに応募し、採用をもらうことができた。

Twitterで有名なLIGのさえりさんが学生ライターを募集していて、

それにも応募し、高倍率のなかから選んで頂くことができた。

これらは、とても嬉しいことだ。

4か月という短期間でここまでこれた状況にも感謝している。

しかし、同時に不安もどんどん大きくなるのだ。

自分が書いた文章に対しての不安である。

いくら褒めてもらえても、いくら数字がとれたと聞かされても、

過去最高のPVだったとお祝いのメッセージをもらっても、

正直、満足することはなかった。

私はなにに挑戦してもだめだった。

バイトをしていないのも、バイト先で役立たずであるからだ。

本当になにをやってもクズなわたしがやっと見つけた、

書くということ。

もっともっと死ぬ気で「良い文章」が書けるようにならなくては、

私はきっと食べていく手段がなくなる。

書くことだけは人一倍、美意識をもって取り組まなくては、

死ぬしかない。

このことは大げさでもなく冗談でもなく、

私にとっては死活問題なのである。

そして、書くという作業にまつわること全ても

きちんと学び、できるようにならなくてはいけないのである。

そんな沢山の不安のなかで見つけた

LIGHTERS INCUBATION PROGRAMの0期生の募集。

なにがなんでも欲しいと思うのは当たり前ではないだろうか。

Writerではなく、LIGHTER。

まさに私が目指しているのはLIGHTERだということに

0期生募集の記事を読んで気づいた。

「頑張れない自分への自己嫌悪」は少しずつ無くなってきているが、

根本的に私には常にとてつもない自己嫌悪の感情がある。

しかし、それは恥ずべき大きさの自己愛の裏返しなのである。

「自分はもっとできるはず」

自分を無意識のうちに、自分を過大評価するというかなりの自己愛。

それを分かりながらもなお、

心の底から自分は「もっとできるはずだ」と信じているのだ。

そんな自意識を垂れ流している私は、

誰にでも書けるような文章を書く個性のないWriterにはなりたくない。

言葉をリスペクトし、執拗なくらい愛し、

人の心を揺さぶる文章が書けるLIGHTERになりたいのだ。

「まだ20歳の小娘がそんな傲慢なこと言っているんじゃない!

文章を書いてお金を貰えること自体有り難いと思え!」

私の中に住む小人がそう叫んでいる。

そんな傲慢なことを言える立場ではないことも、

もちろん分かっているつもりだ。現状にも、感謝しきれないくらい感謝している。

しかし、自己愛モンスターの私は、

LIGHTERになり、人がハッと息を飲むような、

涙を浮かべたり、お腹を抱えて笑ってくれるような、

そんな人の心を動かす文章が書けなくては満足しない。

このような理由から

無我夢中でキーボードを叩き続けている。

この私の想いはかなり切実なのだ。

どうか、私にチャンスを下さい。

私には書くこと以外、何も無いのです。

CELESY:http://www.celesy.com/celeblist/160/

Locari:https://locari.jp/writers/cc5d7598-a2bd-490b-b761-9a18c6331d48


 
 
 

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